自衛隊ってホワイト企業?航空機整備士の一日

 

前回、自衛隊に入隊してからマザーベースに配属されるまでを書きました。

自衛隊 は厳しい?元 航空自衛隊員が過去を振り返ってみた

2016年11月17日

今回は、僕が実際に経験した航空機整備士としての1日を振り返ってみたいと思います。

航空機整備士の一日

僕の経験した航空機整備士の一日をざっくり書きます。
(昔の記憶過ぎて曖昧な部分は適当に補完して書いてます)

6:00起床して点呼。結構緩めな点呼。
6:20 着替えて食堂に向かう。
(僕はパン派だったのでパンを食堂で取って職場で食べてました)
7:30整備隊で朝礼。曜日によってジョギングしたり、整備報告を共有したり。
8:00航空機整備開始。楽しい(*’ω’*)
12:00~お昼。早めに整備終わってれば11時過ぎにご飯食べる。
残りの時間は昼寝したり、部活やってる人は部活して汗を流す。とにかく自由。
13:00午後の業務。整備開始。
16:50終礼を各チームで開始。※共有することがない場合は談笑。
17:00業務終了。
17:00~自分の寮に帰り、自由に外出して夕飯食べたり、ゲームしたり。
22:00消灯。おやすみなさい。
※しばらくは暗がりの中テレビやパソコンを見ても大丈夫です。

ホワイト企業そのものな一日です。

おそらく企業に勤めてらっしゃる方はヨダレたらしてそうな感じがしますね。

基本的に大規模な訓練や演習などのイベントがない限りはこれの繰り返しです。

たとえ夜間飛行に備えて待機があったとしてもそれ専用にシフトが組まれるので時間をオーバーすることはありません。

あくまでも これは僕の場合です。

ホワイトでない部分もあるかも?

他の職種では上記のようにいかなかったり、階級によっても勤務形態は変わると思われます。

 

そもそも、自衛隊って

基本的に24時間勤務

って知ってました??

自衛隊は「公務員」ですが、その中でも「特別職国家公務員」と呼ばれています。

 

例えば陸上自衛隊の普通科のような戦闘に一番近い部隊の方は、有事の為に己を鍛え続けなければならないでしょう。

課業時間外に鍛えるためにジョギングをしたり筋トレをしたりします。これも仕事の為とはいえ、当然残業代は出ません。

今はどうか分かりませんが、幹部自衛官のサービス残業が問題視された過去もあります。

自衛隊と一般企業を比べてみて

今思うと、自衛隊にいたころはもの凄く恵まれた職場環境にあったのかもしれません。

実際、IT企業に勤めた時には何度も「辞めなきゃよかった」って思ってましたからね(笑)

ものすごく楽だったなとも思いますが、あくまでも自衛隊は有事の為に存在するので、本当に大変なのは何かが起こってからだったりします。

そのために、どこかのブラック企業と比べて平時は楽できてもいいのかもしれませんね。

 

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