JLT
前回の記事で、Nemeless Element のリキッドレビューでSHOPのランキングを紹介しているときに、
と本音が漏れている記事を書きました。
その記事を校閲してもらったてた時のNameless Element のオレユキサン とのTwitter DMの会話…
ところで1位のJLTが記事の中で気になってらっしゃいましたけど…レビューお願いしても良いですか?ww
依頼早っ!!w
がっつりタバコ系(特にリアルな灰系)とかだとマイナス記事になってしまうので、逆に申し訳なくてお断りするかもですが、例えばCVTやscrewbaccoのような”香らせる”系なら是非ともレビューさせていただきたいですー!
(伝わりづらくてすみませんww)
※原文ママ
今思ったけど…れいじーよ。語彙力がないぞ。
何せ私が灰感すごく苦手なのでかなり排除してブレンドしてます。
ただマイナス記事になっても大丈夫です。
ちゃんとしたレビューなら問題無いと思います!
ただただディスられた記事だとオジサンでも泣いてしまうかもしれませんがwww
と、このような会話が繰り広げられたことで、今回のリキッドレビューと相成りました。
オジサンの泣く姿は誰が見てもいいものではないので、ちゃんとレビューしてまいりますぜっ!!
Nameless Element :JLTという名のリキッド
テイスティングする前に、JLTというリキッドに対してひも解いていきましょう。
って話ですからねw
Nameless Elementの公式サイトをみて調べてみました。JLTの各アルファベット”J”・”L”・”T”で意味があるようですね!(VCTと一緒のアレ)
J=Jamie:英国紅茶
「イングリッシュ・ブレックファスト・ティー」と言っても馴染みがないかと思いますが、日本語で表すと「英国紅茶」。
ミルク・砂糖に合うようにアッサム茶、セイロン茶、ケニア茶をメインにブレンドされた、香りの強い伝統的な紅茶のことです。
英国紅茶といえば、”トワイニング”とかが有名ですね。
L=Lich:カルヴァドス×バニラ×カスタード
アップルブランデーのカルヴァドス に王道とも言えるバニラ・カスタードをブレンドしたデザート系リキッドです。
海外ではカルヴァドスをそのまま飲んで楽しむ文化が根付いていますが、日本ではアップルパイの隠し味やドライフルーツに漬け込んでスイーツのアクセントに使ったりと、気づかないところで口にしていたりします。
と、いうことは「カルヴァドス×バニカス」の組み合わせは合わないわけないってやつですね!
ちなみに、”Lich”は「リッチ/プアー」のリッチではないです(それはRich)。
“Lich”はどちらかというと「リッチー」の読みのほうが馴染みあるんじゃないですかね?ほら、ゲームやファンタジーに出てくる、不死の魔法使い。あれッス。
T=Tabacco:タバコ
これは、もう言わずもがな。「タバコ」www
公式では「バーレー葉をメインに数種類のタバコフレーバーをブレンド」と記載してありますね。
….え?
タバコに関する情報が少なすぎないかって?
タバコ吸わない非喫煙者Vaperぞww
ここらへんは、実際に吸ってどんな感じするか人柱スタンスで行きましょう!!(無理やり)
要するにJLTとは
要するに、JLTとは
- 英国紅茶
- カルヴァドス・バニカス
- タバコ
を絶妙な配分で配合しましたぜっていう、タバコ系リキッドってことですね♪
JLT:吸ってみた
さてさて、ではメインのテイスティングと参りますか!
いつも、非喫煙者である僕は、実はタバコ系のリキッドを毎回恐る恐るながらも楽しみにしているんですよ。なんというか、「怖いもの見たさ」にも似た感覚で、自分に刺さる刺さらない関係なく未知のもの=想像できないものに出会えるのが凄く楽しいんですよね。
今回のテイスティングに使ったアトマイザーは以下のとおりです。
- Mass Mods Axial RDA:DL
(フューズドクラプトン0.37Ω / ハイブリッド接続 / CVT5バッテリー使用) - Achilles Ⅱ DRA:セミDL~MTL
(Ni80 27AWG マイクロ 0.96Ω / テクニカル / 13W~20W) - Pandora MTL RTA:MTL
(Ni80 27AWG マイクロ 0.86Ω / テクニカル / 13W~20W )
では行ってきまーーす!
はぁぁぁぅぅぅまいぃぃw
◆トップ(最初の一瞬)
ほんの少し青っぽい葉っぱの香り、おそらくこれがタバコ感だと思います。
この”青っぽい”感じですが、感覚的にはズブロッカのようなほんの少しの癖を感じます。ただ、「メチャクチャ癖ある!」と露骨に存在しているとかではなく、逆にカルヴァドス(リンゴブランデー)の存在していることで若いリンゴのようなフレッシュ感あるアクセントとして感じることができます。
◆ミドル~ラスト
トップで感じた微量の青っぽさが薄れていくと同時に紅茶のコクを感じつつカルヴァドスの味が高級感を増幅させます。
7割程度ミストを吐き終わったくらいで、バニラ・カスタードが顔を出してきて、今まで感じた味をまぁるくまとめて心地よい終わりを迎えます。(甘さは極微量を感じる程度)
個人的にはこの最後の余韻が凄く好きですね。
紅茶・カルヴァドスのままドドドっと最後まで感じてしまうと、1度のベイピングが重たくなりすぎて次へのベイピングに繋がりにくいんですが、最後のバニカスがきれいなまとめ役になっていて、途中のコクが強いのにチェーンしやすい…むしろ次が欲しくなるくらいきれいなラストなんです。
感じた内容を分解・分析して書いたので上記な表現になりましたが、実際はスパーっと吸って吐いてラフな感じで吸うと思います。
面白いことに、ブハーっと一気にミストを吐くと序盤の微量の青さとそれをかき消す感じでカルヴァドスと英国紅茶・バニカスが「ビターめのココア」っぽく感じれて、面白いなと思いました。
甘めなリキッドに抵抗がない方は甘味料追加版を最初から買っても損しないんじゃないかなと思います。そうすると、タバコリキッドよりも大人味のデザート系リキッドっぽい感じになるかなと。
アトマイザーは選びそう?どんなシチュエーションがいい?
前回のJessicaColeman(ジェシカ コールマン) はクラウドチェイス系(DL)のRDAを個人的におすすめしていましたが、今回のJLTはどのアトマイザーでもほとんど遜色なくリキッドの特性を楽しめると思います。むしろ、アトマイザーそれぞれの個性を楽しめるリキッドだと言えますね。
ただ、DL狂信者の方は一度でいいのでフレーバーチェイス系のMTLアトマでJLTを吸ってみてください。このリキッドの複雑に絡み合った階層の凄さを体験してからでも遅くない!
シチュエーションとしては、W数高めにして暖かいミストで冬に吸うのも最高ですが、ラストのスッキリまとめてくれる後味のおかげで実はオールシーズン吸っていられるリキッドだと思います。
(メンソール・清涼剤のヒエヒエな成分はないので、それが必須って人は若干季節選ぶかも)
JLT:まとめ
ただ一言だけ言えるなら、
って感じですね。
もしNamless Elementを体感したことない方は、「まずは黙ってJLTをから行っとけ!」って言いたくなりますww
JLTを購入するには?
今回レビューした”JLT”の購入先は
Nameless Element 様のサイトからお願いします。
ノーマル、甘味料追加版、甘味料2倍追加版が選べます!