What’s up Vaper!
今回も”Nameless Element”のオレユキサンからリキッドレビューのご依頼をいただきました!
やりまする!!レビューやらせてください!!!
そう、何を隠そう私は焼肉に行くとデザートに必ずと言っていいほど杏仁豆腐を食べる大の杏仁好きなのである!!(知らんがな)
今回のリキッド! “杏仁らてぇ”
では、さっそくご登場いただきましょう!!
女将さん、キレイ。
相変わらずラベルイラストがめちゃんこキレイですね。
ただ、いつものNamelessElementのラベルにしては割とシンプル目です。これはこれで意外性を突いてきてる感じでいいっす。
そもそも「杏仁ラテ」って?
商品名は「杏仁らてぇ」ですが、「杏仁ラテ」ということですよね。
『そもそも杏仁ラテとはなんぞ』という方のために軽く説明しておきますか。
杏仁ラテの前に”杏仁豆腐”の話したほうが早いっすね。
杏仁豆腐の「杏仁(あんにん)」とはアンズの種の中にある“硬い皮に包まれた白い実”のこと。
これを粉末状にし、水と合わせて濾した液体に牛乳を加えて加熱し、そこにゼラチンや寒天などで固めたものを「杏仁豆腐」と言う。
ということは、調理工程で牛乳を加えているので、難しいことを考えずに「杏仁豆腐の固めない版」とか「飲む杏仁豆腐」とか思っているとイメージしやすいと思います。
・・・とまぁ、前置きが長くなりましたが、要はどれだけ『杏仁』感があるかということがレビューするうえでの注目要素になるのかなと思っております。
杏仁らてぇ:吸ってみた
さて、いつものメンツでレビューしていきますか!!
と思ってテイスティング前に↑の画像のアトマイザーを用意したのですが、今回訳あって「Kayfun Prime(RTA)」は使わないです。(正確には”使えない”)
理由はちゃんと後述しますね!
今回は
- 【DL】Mass Mods Axial RDA(画像左)
(フューズドクラプトン0.44Ω / ハイブリッド接続 / CVT5バッテリー使用) - 【MTL】Achilles 2 RDA(画像中央)
(Ni80 27awg マイクロ 0.89Ω / テクニカル / 15W~25W)
でいきまする!
いざっ!
はぇ…うっまwwwww
いや、まじかこれ。…まじか…。
うまいって言っちゃったけど、うーん…うまいっていうか、いやうまいのは確かだとして…。
なんていうか…これ、再現度高すぎない?ww
『杏仁豆腐つぶしてリキッドにした?』ってバカみたいな考えを巡らせるくらいに再現度が高いです。
ちなみに、この「杏仁らてぇ」は最初から甘味料入ってます。
かといって、甘すぎるわけではないですね。「杏仁ってこういうもんだよね」って誰でも分かっている甘さといえばいいのか…いずれにせよ、不快になる甘さではないです。
最適な甘さとアーモンドにも似た杏仁の独特の香りが口の中を占領しますが、不思議とミストを吐く中盤ではさっぱりとした感覚になり、くどさを覚えるということはないです。
よほど杏仁豆腐が嫌いじゃない限りは何の抵抗もなく楽しめるリキッドです。
ちなみに、DL・MTLの感じ方の違いとしては
- DL:甘さ控えめ。吸ったときというよりはミストを吐く直前~吐いた直後に甘味・香りを感じる。
- MTL:吸った時から杏仁の香りと甘さをしっかりと体感できる。
って感じですね。
もちろんセッティングやアトマイザーによってかなり変動あります。
MTL+テクニカルMODをご利用の場合は、21~23Wくらいがいいかな。ちょっと炊き気味で一気に吸い上げると「杏仁らてぇ」の美味しいところをキャッチできると思います。
杏仁らてぇ:取り扱う上での注意点
めちゃんこ完成度の高い「杏仁らてぇ」ですが、個人的にいくつか気を付けたい点があります。
ちゃんと中身を混ぜてから使うこと
まずこれ。絶対に忘れないでね。
どういうことかというと、画像を見てもらうとわかると思いますが…
このリキッドは他のリキッドと違って、ものすごく粘度が高いです。
↑の画像でもゼリーのようなとろみというかモヤモヤが見えると思います。別に異常があるわけではなくて、これがこのリキッドの特徴なのだと思います。
毎回ドリップするタイミングで絶対に混ぜましょう。
混ぜ方は小刻みにシャカシャカ振るよりも、”逆さにして→戻して”をゆっくり繰り返す方が確実に混ぜれます。
私はこの記事を執筆しながらテイスティングしていて、リキッドを継ぎ足そうとしたときに、混ぜるのを忘れてそのままドリップしてしまったことで、薬品っぽい香りのミストを吸うことになってしまいました…。
RTA・RDTA(タンク系アトマイザー)は極力使わない方がいい
上記「粘度が高いためにしっかり混ぜないといけない」という理由により、個人的にはRTA・RDTAのタンク系アトマイザーは使わない方がいいと思っています。(あとPODも。)
テイスティング時に「Kayfun Prime(RTA)」を使わなかったのもこれが理由です。
ジュースチャンネル(タンクからコットンまでの通り道・入口)が広いものはもしかしたら大丈夫かもしれませんが、それでも個人的にはタンク系はやめておいた方がいいと思います。
供給不足を心配するというよりは、あれだけ粘度が高いリキッドなので、タンクから供給される際にコットンがフィルターの役割をしてしまって、「杏仁らてぇ」の風味の一部が損なわれてしまうのではと危惧します。
実際に「Kayfun Prime」はジュースチャンネルが狭いので供給不足+ミストの感じ方がRDAとかなり違うため、テイスティングのデバイスから除外しました。
よって、個人的にはRDAでの利用を前提として楽しむのがいいと思います。
(逆に今までガバガバで漏れまくっていたタンク系アトマの出番なのかもしれませんが…)
その際はコメントいただけるとVaperさん達の参考になると思います♪
まとめ
またいつもの通り、長い長いブログ記事となりましたが、なんとなくこの「杏仁らてぇ」のことが分かってきたでしょうか?
私個人的にはデザート系・ドリンク系(とカテゴライズしていいのかはおいておいて)リキッドの中ではかなりトップに食い込むレベルで美味しいと感じました。
人を選ぶというよりは、デバイスを選ぶ『ピーキーなリキッド』ではあるものの、完成度の高さはゆるぎない事実です。
“杏仁らてぇ” を購入するには?
今回レビューした”杏仁らてぇ”の購入先は Nameless Element 様のサイトからお願いします。
60ml はもちろん、 30ml 、15ml もラインナップされています!
もう一度言っておきますが、この「杏仁らてぇ」はノーマルの時点で甘味料入っていますからね。まずはそのままを体感してお代わり時に甘味料レベルをカスタマイズしたほうがいいです。